小麦アレルギーがあっても食べられる甘さ控えめの手作りおやつ
子どもに小麦粉・卵・乳製品の遅延アレルギーがあることが分かってから、小麦粉は完全除去、卵は週1回程度は見逃す、くらいの食事制限をしています。小麦粉がアウトだと、まず、クッキー、ケーキ系の洋菓子はだめで、和菓子なら米粉、上新粉などを使っているものだと大丈夫なのですが、糖分も多く、保存料の使用なども気になります。
そんなに時間のかかるものは負担になるので毎日は作れませんが、10分ほどでできる手作りおやつをちょくちょく作っています。市販のお菓子よりも、食事に近いので満腹感もあり、市販のお菓子を買うよりもお財布にも優しいです。
色々料理レシピをチェックしながら、材料や分量をアレンジして、面倒くさがりの私でもそれほど苦にならずに作れる、うちでリピートしているレシピをご紹介いたします。
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みたらし団子 (20個位)
材料:白玉粉 90g
豆腐 90g
砂糖 小さじ2
醤油 大さじ1
作り方:
1.白玉粉に同量の豆腐を混ぜ、団子状にこねる。柔らかさが足りなければ、
豆腐か水、硬ければ白玉粉を足して耳たぶ程度の柔らかさにする。
2.沸騰したお湯で1の団子をゆでる。団子が浮いてきて、2分程度たったら
ザルにあける。
3.砂糖と醤油を鍋で溶かし、団子に絡めて出来上がり。
(きな粉をまぶしても美味しいです)
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米粉クレープ (4枚分)
材料:米粉 50g
かぼちゃパウダー 10g(なければ省略してもよい)
ベーキングパウダー 2g
砂糖 小さじ2
豆乳 140g
作り方:
1. 粉系の材料を入れて混ぜ、豆乳を加え、30分ほど冷蔵庫で寝かせる。
2. 卵焼き用のフライパンを熱し、油をしいて、薄焼き卵を作るような
感じで焼く。
3. お好みでバナナなどを挟んでいただく。
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大豆粉パンケーキ(2枚分)
材料:大豆粉 50g
砂糖 10g
ベーキングパウダー4g
豆乳 70㏄
卵 1個
サラダ油 適宜
作り方:
1. 粉系の材料を入れて混ぜ、豆乳、卵を加えてよく混ぜる。
2.フライパンを熱し、油をしいて、円形状にたねを広げる。
3.ぷつぷつと穴が開いて来たら、フライ返しでひっくり返し両面焼いて
出来上がり。
その他のおやつとしては、おやつというよりも補食のようなものばかりで、さつまいもを蒸したものや焼き芋、食べる小魚(じゃこ)、冷凍バナナ、金柑、きゅうりに豆乳マヨネーズをかけたもの、おもちをレンジでチンしてきなこや醤油をかけたもの、じゃがいもを茹でて塩・胡椒したもの、などを出しています。
スーパーに行くと美味しそうなお菓子がいっぱいあって、食べられないのが可哀想ですが、最近アレルギーの子や切れやすい子が増えているのを見ると、糖分を取りすぎているのではないかと危惧します。
うちの子も他の子が食べているのを見て羨ましがってはいますが、自分の体の調子を気にして健気に我慢しています。昔は金柑もすっぱ苦いので食べませんでしたが、今では貴重な甘いおやつなので喜んで食べます。濃い味のお菓子を食べなくなったせいか、小松菜や水菜などの苦手だった野菜もなんでも食べられるようになりました。
もう一品おかずを増やすくらいの感覚でおやつを手作りされてみてはいかがでしょうか。