ぶろぐ日和

不登校再発でモヤモヤした母の気持ちをブログで解消させていただきます→おかげ様で現在学校に通えるようになりました。こでまでの想いや日々の発見などを綴ります。


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付き添い登校をしていた当時を振り返って、今ならあぁすればよかった、と思うこと

先日うちの息子っちが小学1年生の入学時から学校へ行くのを嫌がって、9月まで付き添い登校をしていた、という話を書きましたが、私なりにその時どう対応していたか、と今だったらこうしていればよかった、と思っていることを書きます。

付き添い登校の時どうしていたか

 ・周りの子ども達に話しかけ、場が和むように、うちの子どもも会話に入れるようにした。

   全然知らない上級生の中に入って足並みを揃えてついていくのは、

   幼稚園を出たばかりの子どもには苦痛です。上級生もまだそれほど1年生

   に対して気を遣える子どもばかりではないので、黙々と歩いている集団が

   ほとんどでした。今ゲーム何やってるの?など話などを振って、うちの子

   も会話に加われるようにしました。

 

 ・暑いときには扇子を持参し、あおいであげた。

   暑い中重いランドセルをしょって歩くのは辛そうでした。

   過保護だとは思いますが、横で扇いであげたりして励まし、ランドセルが

   背中にくっつかないように背中のパッドを手作りしたりしました。

  

 ・こけても大丈夫なようにバンドエイドを持ち歩いた。

   何でもないような道でも1年生でこける子は結構多いです。うちの子も何度か

   こけていて、状況によっては付き添い係の保護者の方が一旦家に連れ帰る子ども

   もいました。

 

 ・担任の先生には「途中でトイレを借りにお店に寄ってしまうので遅刻気味です」

  ということを連絡帳に書いて知らせた

   大体トイレに寄ってもぎりぎり朝の会には間に合うくらいだったのですが

   一応先生には状況をお知らせしておきました。先生も心配だったらいつでも

   授業も見て行ってくれてもいいし、学校のカウンセラーもいるので来てくれても

   いい、とおっしゃってくれました。

 

 ・付いていっていることには文句は言わず、好きなだけついて行ってあげていた。

   そのうち来なくてもいいよ、って言うだろうと思い、

   当時仕事もしていなかったので子どもの気が済むまで付いて行っていました。

 

  振り返るとやや過保護だったとは思いますが、学校に通う道が辛くないように、

  できるだけ気分よく通えるように、いずれは自分でできるようになるんだから、

  とできることは手伝ってあげていました。

  他の子は同じような状況でも、こけても我慢して歩き、歩調が速くても頑張って

  一人でもついていけるのでしょうが、うちの子はストレスに弱く、私がついてい

  かないなら学校を休む、と言う子でした。

  

 今ならばどうするか

 ・物事を軽く受け止められるように、まず、母親である自分の思考パターンを変える

   子どもは恐ろしいほど親の言動を見習っています。主人は義母や義父と同じよ

   うな事を言いますし、自分も気が付けば母と同じような注意を子どもにしてい

   ることがあります。

    義母は朗らかな方で、ちょっと何かこぼしたとかいうような失敗の時には

   「あらやだ、どうしよう、はははっ」と笑っていますが、うちの母は「あーぁ

    」って溜息ついて落ち込むタイプです。私もそれを引き継いだのか、ネガテ

   ィブ反応が多いと思います。

    うちの子もマイナス材料でもポジティブな反応が出来るように、まず自分の

   思考パターンを変えていかないといけなかった、と反省しています。

    

 ・お腹が丈夫になるように腸内改善をする

   うちの子は毎日の通学途中に本当にお腹が痛くなっていたので、過敏性腸症候

   群だったのだと思います。当時はそれに対しては、学校のストレスがなくなりま

   すように、と祈るだけで、腸を鍛えるという発想は全く浮かびませんでした。

   今なら乳酸菌を取らせるとか、タンパク質やビタミンを取らせるなどして、栄養

   改善してお腹を丈夫にさせれば、通学の恐怖が減ったのでは、と思います。

 

 ・カウンセリングも試してみる

   1年生の担任の先生から学校のカウンセラーもいますし、とさらっと言われた

   ことはありましたが、実際どうやってカウンセラーに相談するのか知りません

   でした。

    当時はカウンセリングと言えば、もっと不登校とか大きな悩みのある人が利

   用するものと思っていて、うちのように付き添い登校で行けている場合は相談

   するほどでもない、と思っていましたし、相談の申し込み方法も知りませんで

   した。実際の申し込みは、担任の先生に「一度カウンセラーに相談したい」と

   お願いして、月1回の訪問時の予約を取ればよかったのですが、そのような学校

   のカウンセリングの仕組みも知らず、スクールカウンセラー訪問予定日に自分

   が適当に学校へ行って、訪問室に待機しているカウンセラーの先生に相談に行

   けばいいのかな、と思っていました。

    今なら、ひょっとしたら何かほかにもっと付き添い登校期間を短くできたよ

    うな提案もしてもらえたかも、もし、役に立たなかったとしてもそれはそれ

    でよかったかも、と思います。  

 

 学校に行ってしまえば元気に帰ってくるお子さんも多いと思います。うちの子もそうでした。でも小学1年の時から、このままでは不登校になってしまうかも、という不安はあり、それが現実になってしまいました。

過去は変えれませんが、これからの未来は今からなら変えられるので、「言葉が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば性格が変わる、性格が変われば運命が変わる」ことを念頭において、運命をいい方向へ切り開いていきたいと思います。