不登校の中学生向け家庭学習のおすすめ無料教材
不登校が長引くと、やはり気になるのが、勉強の遅れです。学校の宿題をやるように言っても、もう教科書を開くのでさえ拒否反応がおきます。親としてはあまり遅れが出てくると、今度は学校へ行ったとしても勉強がついていけなくて、また学校が嫌になるのではないかと心配してしまいます。
余計にストレスがかかってもいけない、と思うのであまり、勉強、勉強、と口うるさく言いたくはないのですが、学校へ行っている子たちと同レベル程度ではなくても、将来生きていくのに困らないように漢字や一般常識程度の知識は身につけさせたいと思うのが親というものではないでしょうか。
不登校支援の先生は「本人がやる気になったら、勉強の遅れなんてすぐに取り戻せるから」と言ってはくれるものの、自分の安心材料の為にも、子どもが学校へ行かなくても、家庭でできる学習はないかと、子供が興味を持ちそうな教材（無料）を探してみました。
ゲームがとにかく好きなので、勉強するにしてもゲーム性がないとつまらないよう
です。ゲーム性が高く、どんどんやりたくなるようなものを探しました。
国語おすすめ教材
・漢字忍者（Gakko Net Inc.）
手裏剣の音が効果音で出てくるのが楽しいです。スピード感もあって、巻物
のようにその一、その二、その三・・・と攻略できる形になっているので、
達成感があります。漢字小学生バージョンや四字熟語バージョンなど、他にも
Gakko Net Inc.から色々出ています。
算数おすすめ教材
同じくGakko Net Inc.から出ている
・「4つの数字で10を作れ！数学パズルMake10」
・「数学クイズ 面積は？」
は、かなり頭を使うので、脳のいい刺激になると思います。
中学生の数学もできるように、というのであればこちらの方が色々リンク集を
作ってくださっているので、お子様に合うものを探されてはいかがでしょうか。
・中学数学関係リンク集
http://www.geocities.jp/seikiii/math/
理科おすすめ教材
・NHK for School 10 min.ボックス
理科第1分野、第2分野、野外観察分野があって、教科書にほぼ沿った内容
になっています。やや勉強っぽくはなりますが、実験とか家で出来ないものも
動画で見せてくれるので、授業に出てない子には助かります。
社会おすすめ教材
・NHK for School 10min.ボックス
同じくNHK for school の10min.ボックスがおすすめです。地理、日本史、公民
の3分野に分かれていて、それぞれの単元に映像があるので、学校で授業をぼー
っと聞いてるよりも記憶に残りやすいと思います。
うちは小学生の時、学校へ行っているはずの時間にTVやYou Tubeを観るのは
だめだけれど、NHK for schoolなら見ていいよ、と言うと、「歴史にドキリ」など
を見ていました。
英語おすすめ教材
・NHK for School 英語ゲーム
これも同じくNHK for schoolの英語ゲームが種類もたくさんあっておすすめ
です。iPadで見ようとすると見れないので、私は、重すぎて動かないんだ、
と勝手に思っていましたが、本当の原因はiPad はFlash Playerに対応していな
いので見れなかったようです。代わりにPuffin Web Browserを入れてそこから
検索して見るようにすると、見れました。
体育おすすめ教材
・自治体運営のスポーツ施設
これについては、ない自治体もあると思いますが、うちの近所では、市民向け
の利用料の安いトレーニングルームがあるので行ってみました。無料で参加できる
エクササイズプログラムもあり、太極拳をお試しでやってきましたが、参加者が高
齢の方が多く、スローな動きの為、うちの中１息子にはウケなかったようです。
太極拳は「気」を整えるのでいいかと思ったのですが・・・その後、腹筋、背筋な
どを鍛える筋トレマシン、エアロバイク、ランニングマシンなどを1時間ほどやっ
て帰ってきましたが、ゲームばかりで鈍った体がすっきりして、その後機嫌もよか
ったです。最近は不登校も浸透してきたので、学校へ行っているはずの時間に子ど
もがいても、特にお咎めもなく、普通に接してくれます。子どもが外出を気にし
ないのであればおすすめです。
・Wii Fit
うちにはWii Fit plusしかないのですが、今はWii Fit Uが出ていて、なんと77種類
ものトレーニングができるそうです。今までなかったダンス系が充実していて、
紹介動画を見ていると欲しくなってきちゃいました。
うちはゲームは学校稼働時間中は禁止だけど、Wii Fitは運動なのでＯＫという
ことにしています。
要は何でも楽しめてやれば、自然と身につくし、どんどんやろうという気にもなるのではないでしょうか。あまりこちらが無理やりやらせようとするとすると、やはり拒否反応が起きますので、あくまでも子どもの様子を見ながらできる範囲で取り組むというのがポイントです。
