ぶろぐ日和

不登校再発でモヤモヤした母の気持ちをブログで解消させていただきます→おかげ様で現在学校に通えるようになりました。こでまでの想いや日々の発見などを綴ります。


スポンサーリンク

自分がストレスによる?難聴になって気づいたこと

突然耳が塞がった感じがして聞こえにくくなった

2学期がもうすぐ始まるということを考え始めた頃、「あぁまた学校に連絡したり、今日は学校行くのかなぁ・・と気を揉んだりする毎日が始まるのか・・・」と憂鬱になっていました。 

そしたらある日、朝起きたら突然右耳が聞こえにくくなっていたのです。

あぁこれがストレスによる突発性難聴かぁ・・とうとう私もストレスでやられたか、と思いました。

耳鳴りとかはなかったのですが、右耳だけ塞がったような感じがして、低音がやたらと耳に響きます。もし突発性難聴だとすると早めに治療しないといけない、というのをネットで見たので慌てて耳鼻科に行きました。

 

f:id:holiholikun:20190702213856j:plain

耳鼻科での診察

 まずは耳の中を診て、少し耳垢がたまっていたようなので取ってもらい、それから聴力検査をしました。

やはり右耳の聴力が落ちています。そこで処方してもらったのは点鼻薬。耳なのに鼻?と思いましたが、それを1週間寝る前に使いなさい、とのこと。

言われた通りにして最初に使ったその夜、ベッドに横になるとシュワシュワーっと鼻の奥で泡が弾けるような感覚で、急に鼻の通りが良くなりました。

 

あれ?私鼻が詰まってたんだ。

 

 そうです、今まで鼻が詰まっていたのですが、息は普通にできていたので鼻が詰まっていたのに気づいていなかったのです。鼻の通りが良くなると空気もたくさん吸えている感じがしました。

 

睡眠と呼吸

寝ているときにいびきをかいていると寝ても疲れが取れない、と、いびきをかいている人はストローで呼吸しているようなもの、と、前にテレビでやっていたので、睡眠時にちゃんと呼吸ができているかは大事、というのは知っていました。

もしかしたらうちの子も鼻炎持ちだから、寝る時ずーっと鼻がかすかに詰まってて、呼吸が浅くて、眠りの質も悪くなって、それが長期続くことによって起立性調節障害になったのかも、と思いました。

それで、子どもにも寝る前に点鼻させてみたら、今まで起こしても全く起きなかったのに、声に反応するようになりました。

 

推測ではありますが、

アレルギー→ 鼻づまり→呼吸が浅く、腹式呼吸が上手くできず、腸の蠕動運動に影響して消化・栄養の吸収が悪くなる→脳内ホルモンが生成されない→ストレスに弱くなる

と、こういうサイクルを日々積み重ねることによって自律神経が働かなくなってくるのではないかと思います。

さらに睡眠と鼻づまりを調べていると、こんな記事も発見しました。

 

vol.02 「鼻づまり」と睡眠の深い関係 │ 鼻のコラム │ 鼻のクリニック東京

脳の前頭葉には、前頭連合野と呼ばれるヒトが進化の過程で発達させてきた新しい大脳皮質があります。そこには注意力、集中力、短期記憶、認知、情動、動機付け(意欲、やる気)、人の心を推し量る能力など人間としてもっとも重要な部分が集中しています。幼小児では前頭連合野が未発達なため、睡眠不足によって影響を受けやすく、学業成績の低下、落ち着きがない、多動性障害、キレやすい・怒りっぽいなど攻撃的性格がみられるようになります。学業成績の低下は「鼻づまり」が治っても継続することから幼少期の睡眠障害は、不可逆的な脳の発達障害をきたす危険性が指摘されています。したがって、幼小児期に「鼻づまり」を放置すると、本来もつ能力を十分に開花できずに一生を終える可能性があり、社会にとってその損失は計り知れません。

 

うちの子は小さいころ喘息があり、発作が起こると息がとても苦しそうで見ているのが辛かったです。風邪を引いたときも鼻が詰まって寝れない、とはよく言っていたのですが、普段から鼻づまりで睡眠の質が悪くなっている、とは考えもしませんでした。

 

鼻づまりの薬

私の耳鼻科治療の続きですが、2,3日で耳が塞がった感じはなくなり、でも日によっては調子の悪い日もありました。そして1週間後また病院に行って聴力検査をしました。若干よくはなっていたのですが、まだ左耳より聞こえが悪いです。それで今度は1か月続けなさい、と別の点鼻薬が処方されました。

今までアレルギーも特になかったので耳鼻科も行ったことがなく、点鼻薬の種類もよく知らなかったので、調べてみました。

 

参考にさせてもらったのは次の記事です。

鼻づまりの治療で使われる薬とその効果について

私が最初に処方されたのは血管収縮タイプの点鼻薬、次に処方されたのが、副腎皮質ホルモンタイプの点鼻薬のようです。

血管収縮タイプのものは即効性があったのですが、私の場合、却って昼間に鼻づまりが起きるようになってどうしたものかと思っていたところでした。

副腎皮質ホルモンタイプのものは効いてるのか効いていないのか正直よくわからない感じでしたが、1か月後再度聴力検査をすると、聴力は回復し、もう耳が塞がった感じがすることもなくなりました。

ストレスによるものだからストレスがなくならないと治らない、なんて最初は思っていましたが、鼻づまりを治すことでよくなるとは思っていませんでした。

 

鼻づまりとアレルギーと食事

それから1か月半、寝る時の鼻づまりの具合を自分で注意深く気を付けていると、どうもその日に食べた食事に影響されているような気がします。お菓子や脂っこいものを多く食べた日には鼻が通りにくくなっています。それでも息は口でなく、鼻で普通にできているので、「詰まっている」という自覚はあまりない程度のものですが...。

 

上記で紹介した耳鼻科のお医者様がおっしゃるように、もっと小さい頃から鼻づまりに気がついていればよかったと思います。鼻づまりによる睡眠障害で、脳の発達やストレス耐性にまで影響が及ぶとは思ってもいませんでした。

近年花粉症が増え、アレルギーの子が増え、不登校の子が増えているのも多いに関係しているのではないかと思います。