歯のアマルガム除去は安易に行ってはいけない?
アマルガムに水銀が含まれていて、体に悪い影響を及ぼすと聞いて以来、気になってはいたのですが、ネットでアマルガムの写真を見て「自分のはこれとはちょっと違うなぁ」と勝手に自分にはアマルガムは入っていないと思っていました。
ところが、先日久々に歯医者さんに定期健診に行ったときのことです。
「詰め物が少し古くなってきているところと、あと詰め物が少し欠けているところがありますね」と先生がおっしゃいました。そこでいい機会だから聞いてみようと思って「アマルガムが入っているところはありますか?」と聞くと、「あぁ、この古くなってきている、と言ったとこがそうですよ」とのこと。
「ナヌ?」と思い、思わず「取り換えてください」と速攻お願いしました。
すると、早速治療にとりかかってくれて、2本一度に新しく白い詰め物に交換してくれました。「なんだ、こんなに早く済むならもっと早く検診に来て、聞いてみるんだった。これで体調もよくなったりするのかな」と嬉しくなって帰りました。
そして、数日後。
アマルガムの影響をネットで再度調べていると、アマルガムの除去の方法の動画が出ていて、なんとえらく厳重な方法で行っているではありませんか。
アマルガムの除去をしてから2週間もたたないうちに神経障害が生じ、パーキンソン病になってしまった女性もいるとか・・・。
ガーン、そんなこと知らなかった。
取ってもらえばいいんだ、とばかり思ってた。
詳しく調べる前に除去を行ってしまった・・・
もう今更後悔しても遅いです。
医科歯科連携診療普及協会によると、水銀の影響は:
疲労感、いらつき、うつ、四肢のしびれ、夜間頻尿、四肢の冷感、食後の腹部膨張間、記憶障害、突然怒りがこみあげてくる、便秘、優柔不断など
と書いてあります。
そういえば治療してから2日後にやたらイライラして生理前のイライラかなぁと思ったのですが、周期とは違うので、なんでこんなにイライラするんだろう、と思っていました。
その記事を読んだせいか、頭の右半分が重くなってきて、頭痛もしてきました。なんだかぼーっとして、車の運転も判断力が鈍ってるような気がしました。
普段はそんなことないのにやたらと肩も凝ります。
これは水銀がいっぺんに体内に入った影響でしょうか。
私の今回の詰め物交換は全く普通の虫歯の治療と同じように行われ、動画で出ていたようなガスマスクを先生が装着することもなければ、歯科衛生士の方も普通にバキュームを持って介助しているだけでした。
私は多少気になったので、治療中に唾液を飲むのは避けたい、と思って気を付けて、治療後も普段よりも念入りにうがいをしたのですが、まさかそこまで厳重に水銀ガスを防御しないといけないなんて思っていませんでした。
このまま頭痛も治らなかったらどうしよう・・・と思っていましたが、今日は治っていて、若干普段より肩が凝っている感じはありますが、大丈夫そうです。
解毒、解毒、と思って気休めに梅干しやレモンやら、ビタミンCを多くとってはいましたが、効いたかな?
今日またネットで検索してみると、アマルガムは安全、という意見もあり、どちらが本当なのか分からなくなりました。でも、怪しいものはなるべくなら避けたいです。
除去後に体調が悪くなる、という人は解毒しにくい体質、金属に敏感な体質の人かもしれません。
でも、歯医者の先生もこういった詰め物の交換は日常的に行っているだろうし、だとしたら、先生が一番被害を受けているのではないかとも思います。
と、自分を安心させるために、安心材料をメインに信じつつ、デトックス向けの食事にして、体調が悪化しないことを祈ります。