ぶろぐ日和

不登校再発でモヤモヤした母の気持ちをブログで解消させていただきます→おかげ様で現在学校に通えるようになりました。こでまでの想いや日々の発見などを綴ります。


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意外と進んでいる学校給食のアレルギーっ子への対応

食物アレルギーがあって、みんなと同じ給食が食べれない場合、文部科学省から「学校給食における食物アレルギー対応指針」というものが出されていて、食物アレルギーがある子供にも給食を提供することを原則に、各学校で食物アレルギー対応委員会が設置されています。アレルギー対応希望の子はかかりつけ医にアレルギーの状況を書いてもらった「学校指導管理表」を学校に提出し、学校で面談が行われ、一人一人どんなアレルギーの状態なのか、どう対応していくのかが話し合われます。

 これまでに事故があったこともあり、かなり綿密な対応で、調理の際に混入がないようにだとか、間違った通常の給食が配られることのないように食器を変えるとか、それぞれの個人の名前を書いて搬出の時と学校で受け入れの時とダブルチェックを入れるなど気が配られています。

遅延アレルギーのあるうちの場合

 うちは小麦・卵・乳製品の遅延アレルギーがあって、アナフィキラシーショックの心配はないのですが、完全除去が望ましいため、アレルギーが判明してからは、小学校ではお弁当を持参していました。卵・乳製品のアレルギー代替食はあったのですが、小麦の代替食がなく、子供自身にメニュー表を見せて、これとこれは食べてはいけないよ、と言ってもどれが食べてはいけないものか判断が難しく、好きなものは我慢できずに食べてしまうのではないかと思ったからです。

代替食は手が込んでいた

 給食センターの見学やアレルギーの子供を持つ保護者の為の講習会に参加させてもらい、実際にどんな代替食を用意しているか見せてもらって試食もさせてもらったこともありますが、オムレツなどは、かぼちゃを練りこんだ生地で黄色くして見かけを似せてあったりとかよく工夫されてあり、味も美味しかったです。

 普通の給食の価格はうちの地域の自治体では原価一人あたり一食500円くらいするものを250円の請求で抑えてくれているそうなのですが、アレルギー対応食は更に手間もかかって、原価も高くなっているとは思いますが同じ価格で提供してくれます。

子供だってお母さんだってみんなと同じがいい

自家製のお弁当も一食500円くらいかかるので、給食を食べてくれた方がどんなに親も楽なことでしょう。子供もみんなと同じものが食べられた方がストレスもありませんし、みんなで残り物をじゃんけんして取り合ったりするのが楽しいようです。

アレルギーの子どもをお持ちの他のお母さんに聞いたところ、牛乳はストップしてもらって、食べられないおかずがあるときはそれに代わるものを持参して給食をもらっている、という人や、カニなどの特殊なものだけなので、それだけは食べないように子供に言っている、という人もいました。

 対応食にすると面談がついてくる

 うちは来年から中学で、中学も給食制なのですが、すでに学校生活指導管理表を提出してあり、面談も行ってきました。すると来年度から小麦についても対応してくれるようになって、代替食があるようです(嬉)。完全に個人用の容器に入れられ、給食のとりわけなどはなく、専用の給食の入ったお弁当箱のようなものを学校で渡してもらう形にはなりますが、母の負担はかなり減ります。対応食だと毎月面談があるようですが、それでも毎日お弁当を作る負担を思えばありがたいことです。

 

 面談には教頭先生まで出席されていて、先生の仕事も現代では不登校やアレルギー等自分が子供の頃にはなかったようで仕事が色々増えているようで、本当に大変だなぁと思いました。アレルギーがなくなるような世の中になるのが一番いいのですが、何とかならないものでしょうか。