ぶろぐ日和

不登校再発でモヤモヤした母の気持ちをブログで解消させていただきます→おかげ様で現在学校に通えるようになりました。こでまでの想いや日々の発見などを綴ります。


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入学式出席で喜ぶのもつかぬま二日目は登校拒否~北風になるか太陽になるか

昨日は中学校の入学式が午後からありました。相変わらず息子っちは朝が起きれず、私が歯医者の予約があったので、「起きて朝ごはん食べてね」と声をかけて出かけたにも関わらず、帰ってきたら(10:30頃)まだ寝ていて、朝ごはんもそのままでした。

 

春休みの宿題もまだ終わっておらず、明日の朝にやる、と言っていたので何度もゆすって起こしたところようやく起きてきました。機嫌はわりとよさそうで、入学式も行くつもりのようです。ほっとしながら宿題を終わり、慌てて朝昼兼用のご飯を食べて、入学式の用意をして、近所のお友達も一緒に学校へと向かいました。

 クラス発表では先生の配慮からか、仲の良い友達が同じクラスになっていて、教室もすんなり入れて、式も無事に終え、家に帰ったらゲームをして、とてもご機嫌で、主人も私も「中学入ったらまた心機一転やる気になってくれたんだ、よかったね」と大喜びでした。

 ところが、今朝は、起こしても起こしても、顔を隠すように丸まって起きようとしません。「最初が肝心だから」「今日行っておかないと色々クラスのことが分からなくなって行きづらくなるから」など説得しましたが、返事も何もありません。私もかなり粘って枕でバンバン叩いて起こしましたが、昨日の晩とはうってかわって別人のようです。

 仕方なくあきらめ、朝一緒に行こうと言ってくれたお友達に謝り、学校にも電話しました。

学校に電話をかけ、「6年生の時も登校拒否だったのですが、昨日の入学式は行けたのですが、今日は起きなくて」と言うと、教頭先生らしき人が「昨日頑張りましたもんね」、と、とても優しい声で言ってくださってこちらもほっとしました。

その前に主人にLINEでまた拒否していることを言うと「帰ったら説得する」と言う返事だったのですが、説得しても多分黙ってふくれっ面で聞いてるだけだろうな...と思っていました。

 優しくしても、お説教しても、恐らくすぐに学校に行く気にはなれないとは思いますが、逆に自分が何もする気になれない日があったとして、家族に「ごめんね、今日は晩御飯作りたくない」と言ったらどうでしょう。

 

太陽の返事「いいよ、いつもご飯づくりに掃除、洗濯、色々頑張ってくれてるし」

北風の返事「えー、ご飯くらい無理したらできるでしょ?それじゃ母親失格だよ」

 

太陽の返事だったら、明日は頑張ろうって気持ちになれますが、北風だと無理をしてやったとしても後々言われた言葉をねちっこく覚えてそうです。

 

男の人だって、鬱になって会社に行けなくたったとして、家族から「生活どうなると思ってんの、ちゃんとお給料もらってきてくれないと困るんだから」って言われたら、家族への信頼まで薄れると思いませんか?

 

単なる少しの怠けくらいなら励まして動かせるかもしれませんが、ここまで頑なに動かなくなっているものは、それなりの動かない理由があると思うのです。甘やかしているのかもしれませんが、いつか心が溶けて動きたくなる日が来ると信じています。

母親の立場、父親の立場でも違いはあるかもしれませんが、子どもが自分自身から動き出せるようにサポートしないと本当の解決にはならないように思います。